桜ヶ丘

短冊に願いを込めて

七夕は古代中国の風習が起源で、それが日本に入り、5節句の1つとして祝うようになりました。
桜ヶ丘でも、願いを込めた短冊を笹の葉に吊るし、成就を祈ります。


今でこそ短冊はカラフルですが、以前の短冊は青(緑)、赤、黄、白、黒(紫)の5色でした。
それぞれの色の意味は、諸説あるようです。




短冊以外の飾りにも意味や願いがあります。
「吹き流し」は、織糸に見たて、裁縫などが上手になるようにと願いを込めて飾ります。昔、裁縫はとても大切な仕事でした。
「輪飾り(輪つなぎ)」は、みんなの夢と願いが繋がることを願って飾ります。さらに短冊の色の5色で作れば魔除けにもなります。


皆さんの願いが成就しますように。夢のまま霧散しませんように。


天気の良い夜に空を見上げたら、天の川が見えるかもしれません。
天の川も、私たちの願いが成就するよう見守ってくれているのかもしれませんね。